ど~も、らきしにです。
今回は、会社で引張試験をやってみました。
まずは、圧接について覚えていますか?
覚えていない方は、下記の記事より確認してください。
引張試験とは?
現場での圧接部の検査方法として、超音波探傷検査(非破壊検査)や抜き取り検査(破壊検査)があります。
超音波探傷検査は、圧接部に向かい超音波をとばし、圧接部の不完全接合部がないか確認できます。
抜き取り検査は、現場での圧接部を抜き取って、引張試験を行います。
引張試験は、現場で抜き取った試験体を切断されるまで引っ張ります。
これで、基準通りの強度を持っているか調べる試験です。
※現場での抜き取り
※引張機
結果
引張試験の結果、圧接部から破断しなければ合格です。
これにより、圧接部は母材と同等以上の強度であることが証明されました。
まとめ
現在の現場では、超音波探傷検査が多いです。
抜き取り検査による、引張試験は検査場にて行うため日数を必要とします。
昔より超音波探傷検査の信用性が増し、現場での抜き取り検査は効率が悪いため、増えたのだと思います。
おまけ